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リフィル処方箋の制度について

リフィル処方箋の制度について

2022年度に導入された「リフィル処方箋」は、最大3回まで医師の診察なしで同じ薬を受け取れる制度です。 これにより患者の通院回数や医療費が減り、医師の負担も軽減されます。 リフィル処方箋が処方された場合は、医師が決めた一定期間内および決められた回数内であれば、医師の診察なしに同じ薬を複数回もらうことができるようになりました。

●対象患者

    •           症状が安定していて、医師の処方により、薬剤師による服薬管理の下、一定期間内に処方箋の反復
    •          利用が可能である患者
 

●対象薬剤

    •           保険医療機関および保険医療養担当規則で、投薬量に限度が定められている医薬品、
    •          湿布薬を除いた薬剤
 

●処方箋使用回数上限

    •              3回まで
 

●1回当たり/総投薬期間

    •          患者の病状などを踏まえ、医師が個別に医学的に適切と判断した期間
 

●その他の要件

  •          ①通常の処方箋同様、発行から4日間が1回目の調剤の有効期間となります。
  •             2回目以降の調剤については、原則として前回の調剤日を起点とし、
  •             投薬期間を経過する日(次回の調剤予定日)の前後7日以内。
  •          
  •     ②調剤薬局の薬剤師は、患者の服薬状況等の確認を行います。
  •              もし、リフィル処方箋により調剤することが不適切と判断した場合には、
  •              調剤は行わず受診勧奨を行うとともに、処方医に情報提供を行います。

リフィル処方箋と分割調剤の違い

  •       【リフィル処方箋】
  •      ●医師は30日分の処方箋を、繰り返し利用できる回数(3回)を記載した上で発行。
  •      ●薬局においては、医師の指示通り30日分ずつ調剤。
  •    【分割調剤】
  •            ●医師は90日分の処方箋を発行し、薬局に対して3回の分割指示。
  •            ●薬局においては、医師の指示通り30日分ずつ調剤。
 
(↓新たな処方箋様式 ※太字下線部が見直し内容)