リフィル処方箋の制度について
●対象患者
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- 症状が安定していて、医師の処方により、薬剤師による服薬管理の下、一定期間内に処方箋の反復
- 利用が可能である患者
●対象薬剤
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- 保険医療機関および保険医療養担当規則で、投薬量に限度が定められている医薬品、
- 湿布薬を除いた薬剤
●処方箋使用回数上限
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- 3回まで
●1回当たり/総投薬期間
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- 患者の病状などを踏まえ、医師が個別に医学的に適切と判断した期間
●その他の要件
- ①通常の処方箋同様、発行から4日間が1回目の調剤の有効期間となります。
- 2回目以降の調剤については、原則として前回の調剤日を起点とし、
- 投薬期間を経過する日(次回の調剤予定日)の前後7日以内。
- ②調剤薬局の薬剤師は、患者の服薬状況等の確認を行います。
- もし、リフィル処方箋により調剤することが不適切と判断した場合には、
- 調剤は行わず受診勧奨を行うとともに、処方医に情報提供を行います。
リフィル処方箋と分割調剤の違い
- 【リフィル処方箋】
- ●医師は30日分の処方箋を、繰り返し利用できる回数(3回)を記載した上で発行。
- ●薬局においては、医師の指示通り30日分ずつ調剤。
- 【分割調剤】
- ●医師は90日分の処方箋を発行し、薬局に対して3回の分割指示。
- ●薬局においては、医師の指示通り30日分ずつ調剤。
(↓新たな処方箋様式 ※太字下線部が見直し内容)